『乳頭ー乳房下溝線の距離』が出来上がりのバストの形状に大きく関与します。

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こんにちは、THE CLINIC 医局長 加藤です。

今回は 乳房拡張器を使用した 脂肪豊胸です。

161cm 54Kg BMI20.8

「乳頭ー乳房下溝線の距離」が左右ともに3.5cmでした。

乳房皮膚拡張器を付ける前の状態です。

「乳頭ー乳房下溝線の距離」が短いと乳頭より上方・デコルテの脂肪が生着し 

男性のような形状になってしまします。

「乳頭ー乳房下溝線の距離」を前もって伸展させておくことが必要になります。

そこで活躍するのが「乳房皮膚拡張器」です。

術前3週間装着してもらいました。

脂肪は、大腿(内側・外側)腰から採取しました。

右 270cc

左 250cc

のコンデンスリッチ脂肪を注入しました。

半年後です。

しっかりとボリュームが出ています。綺麗な形状でゲスト様も満足です。

ちなみに「乳頭ー乳房下溝線の距離」は 右5.0cm 左5.5cm になっています。

若い方で授乳歴がない方は 皮膚が硬いため 脂肪を注入しても圧迫されてしまうため 生着がわるいです。

しっかりと 皮膚を伸展させることが重要になります。

筆者のご紹介

加藤敏次

10年にわたり数多くの外科手術を手掛けてきた形成外科専門医。現状に満足することなく高みを望む「進化し続ける美容外科医」を志す。脂肪専門のスペシャリストとして世の中に貢献しようと日々邁進する。気さくで親身な姿勢がゲストからの人気を集めるドクター。

  • 日本形成外科専門医
  • 日本顎顔面外科学会会員
  • 日本美容外科学会会員
  • VASER Lipo認定医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医

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