しつこいニキビ跡の原因と、当クリニックがおすすめする改善治療

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一昔前なら、ニキビは「青春の証」などと言われ、思春期の風物詩のように軽くあしらわれたものです。しかし、その後に残るニキビ跡は、手を打たなければ一生改善することのない厄介な代物です。にもかかわらず、効果的な治療法はいまだ確立されていません。方々の皮膚科で手を尽くしたものの思わしい効果が得られず、悔しい思いをしていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。
ここでは、そうした方たちに耳寄りな、当クリニックが行うニキビ跡の治療法についてご紹介します。

ニキビ跡(痕)が残る理由

そもそも、ニキビがなぜ跡として残るのか、その理由としくみについてご紹介します。

ニキビ跡が残るニキビと、そうならないニキビの違い

跡が残るニキビかそうならないニキビかは、患部に炎症が起こっているかどうかで見分けます。炎症が起こっていないニキビ(白ニキビや黒ニキビ)であれば、(潰したりダメージを与えるなどしない限り)基本的には跡が残りません。
逆に炎症を起こして赤くなったニキビ(赤ニキビ)や、赤ニキビが悪化して膿を持った「膿疱性ざ瘡(のうほうせいざそう)」。さらに進行して痛みを伴う「集簇性ざ瘡(しゅうぞくせいざそう)」などは、ニキビ跡が残りやすくなります。

ニキビ跡の原因「赤ニキビ」は、どのように生まれるか?

赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビのケアが不十分だったときに生じます。毛穴付近に皮脂が詰まっているものの、まだ炎症を起こしていない段階のニキビが白ニキビや黒ニキビです。この皮脂を餌に集まってきたアクネ菌が増殖すると、皮膚の中のタンパク質が刺激されて炎症を起こします。このような状態が赤ニキビです。炎症が起こると白血球がアクネ菌を攻撃するため、周辺組織が傷つけられ、やがてこれが凸凹、赤み、色素沈着といったニキビ跡になっていきます。

目立つクレーター状のニキビ跡はどのように生まれるのか?

クレーター状の深刻なニキビ跡に悩まされている方は、少なくないと思います。このようなニキビ跡が生じるのは、ニキビによるダメージが真皮層のコラーゲンにまで及んでしまったときです。なお、一度できてしまったクレーター肌は自然に治ることはありませんし、ひどくなると化粧でも隠すことが難しくなります。真皮層には肌の再生機能がないためです。
ではなぜ、そこまでダメージが及ぶのでしょう。それには白血球が関係します。皮膚がニキビで炎症を起こすと、その炎症を鎮めるべく、白血球がアクネ菌などのニキビの原因菌を攻撃します。ただその攻撃力が強すぎて、肌の内部組織まで壊してしまうことがあるのです。

たとえ治療を受けても、ニキビ跡の改善は困難?

現在市場に出回っているニキビ跡の改善法は、洗顔、保湿、サプリメントなどのセルフケアから、ピーリングやレーザー治療といった本格的なものまで、実に多種多様です。それだけ多くの方たちがニキビ跡に悩んでいるということでしょう。こうしたニキビ跡の治療は、実際にどれだけ奏功しているのかを調べてみました。データ元はいずれも「ニキビ経験者を対象としたニキビとニキビ痕に関する調査」(ガルデルマ株式会社/塩野義製薬株式会社)です。

ニキビ跡が残った人は、ニキビ経験者の6割

ニキビ経験者のうち、女性の65%、男性の55%、全体で見ても約60%の人はニキビ跡が残ったと回答しています。ニキビを経験した人の半数以上に、何らかのニキビ跡が残っているようです。また当然ではありますが、女性の場合、このうちの9割以上の方が「ニキビ跡が気になる」と答えていました。

Q:ニキビ痕はありますか?

ニキビ跡が治療で改善するのは、約半数

ニキビ跡があり、その治療を医療機関で受けたことがある人。つまりそれなりに重症で、かつ改善意欲のある人にニキビ跡治療の印象を尋ねたところ、約半数の人は、治療に時間とお金がかかったと感じており、その一方で、半数以上の人は治療を受けたにもかかわらずニキビ跡が残った、または悪化したと回答しています。現状の治療に満足できている人は、必ずしも多くないと言えそうです。

Q:ニキビ跡の治療に関しての感想をお聞かせください(n=54)

ニキビ跡の主な治療法とその問題点

一般的な美容クリニックで行うニキビ跡の主な治療法には、ヒアルロン酸注入法、ピーリング、レーザー治療がありますが、いずれも効果のほどは十分とは言えません。

ヒアルロン酸注入法

ニキビ跡の凹んだ部分にヒアルロン酸を注入して皮膚を盛り上げ、凹凸を目立たなくする方法です。すぐに効果が実感できるのですが、粒子が大きく注入物の伸びも悪いため、注入箇所が膨らんでしまい、治療の形跡が目立ちやすいことが難点です。また、効果の持続期間も1年程度と限定的です。

ピーリング

主な効果が毛穴汚れを一掃することであり、すでにできてしまったニキビ跡を治療するには適していません。どちらかというと、これはニキビ予防に有効な手法でしょう。

レーザー照射治療

フラクセル等のレーザー照射治療は完治までに1年以上かかることも少なくなく、費用も決して安くはありません。費用対効果を考えても、あまり効率的ではなさそうです。

当院がおすすめするニキビ跡改善法「マイクロCRF」とは?

THE CLINICでは、ニキビ跡の修正施術としてマイクロCRFの注入を提案しています。どういった施術なのか、実際にどういった効果が期待できるのかについてご紹介します。

マイクロCRFとは?

CRF(コンデンスリッチファット)とは、ゲストの体内から空気に触れない形で採取した脂肪細胞を、特殊技術で加工したものです。ウェイトフィルターという特許技術を用いて加重遠心分離にかけ、老化細胞や死活細胞などの不純物を取り除いた脂肪細胞群で、組織の再生に役立つ脂肪幹細胞を豊富に含みます。
マイクロCRFは、このCRFをさらに専用装置(フィラージェラー)にかけ、大きな脂肪を圧力で粉砕して取り除き、圧力が及ばなかった健康で微細な脂肪細胞と幹細胞のみを抽出したもので、吸引した脂肪から10%程度しか採取できない大変貴重なものです。
当院では、ニキビ跡の改善の他に、顔面や首、手の甲のしわの改善(若返り施術)、さらに涙袋や顎、鼻筋など顔面の立体感を形作る際にも活用しています。

■マイクロCRFの作成プロセス

【症例画像】ニキビ跡へのマイクロCRF、その効果とは?

マイクロCRFを用いてニキビ跡の治療を行った症例をご紹介します。

クレーター状のニキビ跡の改善

マイクロCRF注入後1ヵ月の画像です。深い溝にボリュームを付け、さらに赤みも改善しました。マイクロCRFは幹細胞や間葉系細胞群(SVF)が高濃度に含まれており、炎症を抑制する効果が高いためだと考えられます。
たった1回の注入でこれだけの効果が得られる治療は、他に例がないのではないでしょうか。なおこの症例の場合、余ったCRFは冷凍保存し、数回に分けて注入する予定です。今後さらなる改善を目指します。

治療前              治療後

ニキビ跡の肌質を改善

マイクロCRFは、ニキビによって凹んだ肌を修復すると同時に、肌質自体の改善にも効果的です。この方もわずか1回の注入でこれだけの改善が得られました。周囲からも「肌がきれいになった」と言われるようになったと、とても喜んでいらっしゃいました。

治療前               治療後

まとめ

ニキビ経験者の多くは、ニキビ跡に悩まされます。こうした方たちの中には、さまざまな治療法を長年根気よく続けてきたにもかかわらず、いまだ満足のいく効果が得られていないという方が、少なくないのではないでしょうか。
もし現状に不満がありながらも漫然と治療を続けているなら、当クリニックのマイクロCRFをおすすめします。興味をお持ちいただけましたら、是非一度お問い合わせください。