目の下のたるみ取り(眉下切開) 傷の経過

眉下切開の傷

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今回は目の上の皮膚のたるみに対して眉下切開術を行ったときの傷の経過を提示します。

上眼瞼の皮膚がたるんでくるとどうしても、皮膚を切除しなくてはいけません。

 

皮膚を切除する方法としては、

①眉毛の下に沿って傷ができるようにして目立たなくする「眉下切開」

②二重のラインに沿って傷をのせる「二重部切開」があります。

 

今回は①の「眉下切開」の傷の経過をご紹介します。

術前(皮膚のたるみにより視界が狭まるため、眉毛を上げて皮膚を引き上げています。そのため目と眉毛の間の距離があります。)

眉下切開の傷

抜糸時(透明の糸で縫合しています。少し内出血が残っていますがお化粧で隠せます。眉毛と目の間の距離が短くなっています。)

眉下切開の傷

2週後(内出血はなくなっています。お化粧により傷が少し見えています。傷は少し硬そうです)

眉下切開の傷

1か月後(少し赤みがありますが2週後よりも傷は軟らかくなってきています)

眉下切開の傷

2か月後(赤みも薄くなり柔らかくなっています)

眉下切開の傷

半年(赤みはなくなり傷は分からなくなりました)

眉下切開の傷

いかがでしょう。眉下切開は皆さん傷の経過が気になり躊躇してしまいます。

抜糸が終わったら眉墨やお化粧で殆どわからなくなります。

 

眉下切開を考慮している方は是非ご参考にしてください。

 

 

筆者のご紹介

加藤敏次

10年にわたり数多くの外科手術を手掛けてきた形成外科専門医。現状に満足することなく高みを望む「進化し続ける美容外科医」を志す。脂肪専門のスペシャリストとして世の中に貢献しようと日々邁進する。気さくで親身な姿勢がゲストからの人気を集めるドクター。

  • 日本形成外科専門医
  • 日本顎顔面外科学会会員
  • 日本美容外科学会会員
  • VASER Lipo認定医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医

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