こんにちはTHE CLINIC 加藤です。
今回は大きいバッグを長年挿入していたゲストです。
50歳代 身長161cm 体重46.9kg (BMI:18)
15年前に240cc(大胸筋下) 5年前に390cc(大胸筋下)と一回入れ替えのご経験がありました。
術前です。
パッと見、体のサイズよりかなり大きなバッグの印象です。谷間の部位にバッグの形状が分かります。
またデコルテ~乳頭にかけてのラインにバッグの形状が出ています。
バッグは脇の挿入時の切開創を使用しました。
摘出したバッグです。
摘出した直後の状態です。
脂肪の採取は太もも(外側・内側)腰より採取しました。
脂肪は1020ml採取。荷重遠心分離を行いコンデンスリッチ脂肪642ml作成しました。
注入です。
大胸筋下の層には被膜があるため注入しません。
皮下・乳腺下・筋内の層に「細い管状」に注入します。
半年後以上の状態です。
いかがでしょうか?とても自然な形状です。
デコルテ~乳頭にかけてのラインがまっすぐです。
見た目が自然になったことは当然ですが、触り心地も自然になりました。
今、シリコンバッグに対する考え方が変わってきています。
フランスでは、テクスチャータイプ(表面がザラザラ)は被膜内にBIA-BLCL(インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)が取りざたされてフランスは製造 販売 輸出等を禁止しました。
禁止された同様のタイプのバッグを挿入されている方、ぜひともご相談にいらしてください。