くぼみ目・三重まぶたの原因と改善方法

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目次

疲れ目とも呼ばれる目の上のくぼみ目や三重まぶた。疲れた印象を与えるだけでなく、見た目年齢を一気に引き上げてしまうお悩みのひとつです。このくぼみが酷くなると二重のラインが浅くなったり、なくなってしまうケースも少なくありません。
目の上のくぼみに関しては過去の記事でも少し触れましたが、今回は原因と改善方法についてさらに詳しく解説していきます。

くぼみ目・三重まぶたの原因

くぼみ目・三重まぶたには、いくつかの原因があります。

くぼみ目・三重まぶたの原因1 遺伝

くぼみ目・三重まぶたは、生まれつきの目の大きさや、目の上の骨が突出していることなどが原因で幼い頃から目の上にくぼみが生じている場合があります。これは遺伝によるものと考えていいでしょう。

くぼみ目・三重まぶたの原因2 眼瞼下垂

眼瞼下垂によりくぼみ目をきたすことがあります。上眼瞼を挙上する組織は眼瞼挙筋-挙筋腱膜-眼瞼と眼瞼挙筋―ミュラー筋―眼瞼となっております。眼瞼下垂には色々な原因がありますが、くぼみ目をきたすのは「腱膜性眼瞼下垂」です。機序としては、眼瞼挙筋-挙筋腱膜―眼瞼の構造に支障を生じたときです。挙筋腱膜と眼瞼の付着部が弱まり伸びきってしまうと目の開きが悪くなるため眼瞼挙筋を更に引き上げて目を開けようとします。その時挙筋腱膜も構造上 上方に引き上げられるのですが眼窩脂肪も一緒に引き上げられてしまいます。それにより目の上にくぼみが生じてしまうのです。この場合は眼瞼下垂の手術をすれば窪みは改善します。

くぼみ目・三重まぶたの原因3 まぶたの脱脂手術での取り過ぎ

腫れぼったい目元を解消する美容外科手術で、まぶたの脱脂手術があります。この脱脂手術の際に、脂肪を取り過ぎてしまって、目の上にくぼみが生じてしまうケースも少なくありません。

くぼみ目・三重まぶたの原因4 老化現象

そして、最も多いくぼみ目・三重まぶたの原因が老化によるものです。その要因として次の2つがあげられます。

眼窩内脂肪の減少

老化によるくぼみ目・三重まぶたの1つ目の原因は眼窩内脂肪(がんかないしぼう)の減少にあります。眼球を覆っている脂肪を眼窩内脂肪と呼び、この脂肪が少ないことがくぼみ目・三重まぶたの原因となります。遺伝性のくぼみ目・三重まぶたの場合はこの脂肪が生まれつき少ないことが多く、加齢によっても減少していきます。

皮膚のコラーゲン減少

老化によるくぼみ目・三重まぶたの2つ目の原因は、皮膚のコラーゲン減少です。実はまぶたの皮膚には眼窩内脂肪を支えるという重要な役割があるのです。加齢の影響でコラーゲンが減少し、ハリと厚みを失ったまぶたの皮膚は眼窩内脂肪を十分に支えることができません。眼窩内脂肪は下垂し、まぶたの皮膚は脂肪に引っ張られるように内側にくぼんでしまいます。この現象が更に「くぼみ目・三重まぶた」を悪化させてしまうのです。

くぼみ目・三重まぶたの改善方法

ネット上にはくぼみ目・三重まぶたの改善方法として様々な情報があります。セルフケアから美容外科施術まで、医学的意見を交えながら解説していきましょう。

アイクリーム

くぼみ目や三重まぶたが改善できるというセルフケア用品のひとつに、アイクリームがあります。コラーゲン生成を促進する効果があるものもあり、小ジワなどには効果があるようです。しかし、皮膚組織のみのアプローチのため、脂肪の減少を伴うくぼみ目・三重まぶたの改善には難しいでしょう。

マッサージ・ストレッッチ

マッサージすることで血流が良くなり,くぼみ目の原因となる皮膚や皮下組織の柔軟性の減少を改善することが目的です。しかしアイクリーム同様 目・三重まぶたの劇的な改善は難しいでしょう。

ヒアルロン酸注入

くぼみ目・三重まぶたの治療法として、多くの美容外科クリニックで行っているのがヒアルロン酸を注入してまぶたのボリュームを補うというもの。美容外科業界では、最もポピュラーな方法です。
手軽にできることがメリットである反面、時間とともに吸収されてしまうため、効果が一時的といったデメリットがあります。しかし、溶解剤で溶かすことも可能なため、お試しでやってみたいと言う方には向いているでしょう。
また、浅い層に注入してしまうとデコボコになってしまうため美容外科クリニックや医師選びには注意が必要です。

脂肪注入

くぼみ目・三重まぶたの改善に最も効果的な方法として、当院では脂肪注入をおすすめしています。そして、当院で行うくぼみ目・三重まぶたの治療では、2種類の脂肪を用います。これが、より自然にくぼみ目・三重まぶたを改善する秘訣です。
この秘密は、「くぼみ目・三重まぶた」の原因となっているそれぞれの層に、効果的な素材を注入することにあります。これには高い技術を必要としますが効果は絶大。

脂肪層にはコンデンスリッチファット

まず、眼窩内脂肪のボリューム改善には、脂肪層にコンデンスリッチファット(CRF)を注入。コンデンスリッチファットは不純物を取り除いた良質な脂肪細胞で、アレルギーフリーなだけではなく、しこりや石灰化といった心配がありません。

まぶたの皮膚の改善にはマイクロCRF

一方、まぶたの皮膚の改善には真皮層にマイクロCRFを注入。これは、コンデンスリッチファットをさらに濃縮したジェル状の肌の活性化成分です。非常に微細であるため、厚さ2〜3㎜ほどの真皮に注入しても凸凹になることなく自然になじみます。マイクロCRFに含まれる幹細胞や成長因子の作用でコラーゲンが産生、まぶたの皮膚はハリと厚みを取り戻し、結果、眼窩内脂肪を支えることもできるようになるのです。
これらによって「くぼみ目・三重まぶた」のお悩みは解消され、長期間の効果持続が期待できます。つまり、「3Dマルチレイヤー注入」は本当の意味で目元が若返る治療と言えるでしょう。

くぼみ目・三重まぶたの症例

   

このゲストは骨格的な理由で窪みが生じていました。かなり顕著に窪みが出ています。眼窩脂肪にCRF、皮下にマイクロCRFを注入。改善いたしました。大変満足していました。

まとめ

以上の様に原因をしっかりと判断することで良い結果につながります。また脂肪を専門に扱っているTHE CLINICの医師たちは、他のクリニックより経験値が違います。どうぞお困りの方はご相談にいらしてください。

この施術に関する情報

CRFフェイス:●抽出・加工料¥250,000●額のシワ(1本)¥75,000●こめかみのくぼみ¥225,000●おでこを丸く¥350,000●眉間のシワ¥75,000●頬を高く(両側)¥175,000●頬のコケ(両側)¥225,000●ゴルゴライン(両側)¥100,000●ほうれい線(両側)¥100,000●マリオネットライン(両側)¥75,000●唇の周りのシワ(上唇)¥100,000●唇をふっくらと(上下各)¥75,000●鼻筋のライン¥100,000●顎のライン¥125,000●首の横ジワ(1本)¥75,000●傷跡、瘢痕診察より提示●にきび跡診察より提示

マイクロCRF注入:●基本料金(脂肪採取・加工料)¥250,000●額のシワ(1本)¥75,000●こめかみのくぼみ¥225,000●おでこを丸く¥350,000●眉間のシワ¥75,000●目尻のシワ(両側)¥75,000●目の上のくぼみ(両側)¥100,000●目の下のクマ(両側)¥100,000●涙袋(両側)¥100,000●頬を高く(両側)¥175,000●頬のコケ(両側)¥225,000●ゴルゴライン(両側)¥100,000●ほうれい線(両側)¥100,000●マリオネットライン(両側)¥75,000●唇の周りのシワ(上唇)¥100,000●唇をふっくらと(上下各)¥75,000●鼻筋のライン¥100,000●顎のライン¥125,000●首の横ジワ(1本)¥75,000●フルフェイス(おでこ・こめかみ・頬のコケ・頬の高さ以外)¥375,000●傷跡、瘢痕診察より提示●にきび跡診察より提示

注)施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

筆者のご紹介

加藤敏次

10年にわたり数多くの外科手術を手掛けてきた形成外科専門医。現状に満足することなく高みを望む「進化し続ける美容外科医」を志す。脂肪専門のスペシャリストとして世の中に貢献しようと日々邁進する。気さくで親身な姿勢がゲストからの人気を集めるドクター。

  1. 1975年
    神奈川県生まれ
  2. 2002年
    昭和大学医学部卒業
  3. 2002年
    昭和大学救急医学科入局 昭和大学病院 救急センター勤務
  4. 2003年
    昭和大学形成外科入局 昭和大学病院 形成外科勤務
  5. 2004年
    大学医局より市中病院 形成外科へ出向
  6. 2014年
    湘南東部総合病院 形成外科 診療科長就任
  7. 2014年
    某美容外科 地方院院長 就任
  8. 2016年
    THE CLINIC 東京院副院長 就任
  9. 2017年
    THE CLINIC 横浜院院長 就任
  • 日本形成外科専門医
  • 日本顎顔面外科学会会員
  • 日本美容外科学会会員
  • VASER Lipo認定医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医